「考えてみれば、原因は明確でした。」

「と言いますと?」と町会長。

「フットワークをしながら30球連続で的に当てる練習をしているとき、的に当たらないような球を打つと的に当たらないような球を打つ練習をしていることになります。」

「しかし、30球連続で的に当たらないから練習したのではありませんか」と町会長。

「確かに、そうなのですが、30球中15球しか的に当たらなければ、15球は的に当たらない練習をしていることになります。この練習を何度繰り返しても、30球連続で的に当たるようにはなりません。」

「なるほど」と町会長。

「そこで、的に当たらなかった場合、練習を中断して、フットワーク付きの素振りを30回することにしました。」

「フットワークがすばやくできるようになれば、余裕をもってボールが打てるようになるからですね」と町会長。

「おっしゃる通りです。打ち方も少しずつ工夫を加えていきました。」

「効果はあったのですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。3カ月ほどした時、30球連続で的に当てることができました。そして、それから1週間ほどした時、100球連続で的に当てることができました。」

「なるほど。間違った練習を繰り返してはいけないのですね」と町会長。

「おっしゃる通りです。息子は、この話を聞いて、100問連続で詰碁に正解しようとするのを止めたのです。」

「その代わりに、1日5問ずつ正解を増やすようにしたということですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。そして、間違った場合には、間違った問題を3回続けて正解してから次の問題に行くようにしたのです。」

「正解できなかった場合は、その場でその問題を3回正解すれば、間違いをする練習ではなく、正解をする練習になるのですね」と町会長。

「おっしゃる通りです。息子は、この方法で1カ月もしないうちに100問連続で正解できるようになっただけでなく、毎日100問連続で正解できるようになりました。」

「なるほど。息子さんが、棋譜を並べる時1日5手ずつ増やしていくという方式にしたのは、間違えて棋譜を並べる練習をするのを避けるためなのですね」と町会長。

「おっしゃる通りです。間違えてしまった場合は、3手前から3回正解手順で並べることで、正解するための練習にしています。」

「それでは、僕が英作文.netで100問連続正解できないのは、間違えるための練習をしているということですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。それでは、いつまでたっても間違った英作文をすることになります。」

2021/8/25

<それじゃあどうする32>
DMAEは4月頃から毎日飲むようになっていた。そして、DMAEでは緩まない陰簾(いんれん)という肝経のツボを赤色レーザー治療器で緩めると肝機能が一気に上るのだ。そうなると、緩みにくい足の三里の硬結さえ緩みやすくなって来る。

7月に入ると、攻め合いのソフトをやらなくても、腎経が流れる筋肉が緩むようになってきた。筋肉は、1万5千年ほど前の高温期に熱中症になり、ひどい肝虚になって固まってしまったのが、親子の経絡の連動性で受け継がれて来ている。だから、肝虚が改善すれば、攻め合いのソフトをやらなくても筋肉は柔らかくなるのだ。<続く>

2024/8/8